

普段の自家用車による旅行の際には5つ星の宿やプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選を参考にして宿を選ぶので、チェックイン時からお迎えがあっておもてなしを感じる宿がほとんどなのですが、残念ながら安芸グランドホテルは玄関先にはドアマンが不在でしたので駐車場の案内やお迎えなどは一切ありませんでした。
フロントでのチェックイン時の対応もいらっしゃいませの言葉もなく素っ気ないもので、館内案内もそこそこで部屋のキーをもらいました。

観光地にあって温泉もあるのですが、シティーホテルと思えばこの程度でしょうと納得しました。
館内にはビールやジュースの自動販売機が2階、5階、7階、9階のエレベーターホールにあるのですが、こちらは新札が使えないことから1階の売店まで買いに行かなければなりませんでした。
1階のロビーホールにある売店はお土産が充実していましたので、見るだけでも楽しむことができました。
チェックアウト時のフロントの対応もそれなりですので、安芸グランドホテルは宿におもてなし感を求める方には向かないホテルだと個人的には思いました。
それなりの宿泊代金でしたので少しは期待しましたが、海外からの観光客の方にも人気の観光地なのでYOUの宿泊客の利用者もとても多いことから致し方無いのでしょう。
宮島観光が人気のため宿が空いていなかったので、空室があったのが安芸グランドホテルでしたので宿泊しました。
宿泊に際してはホームページ、JTB、楽天トラベル、じゃらんでの宿泊代金を調べましたら、楽天トラベルが毎月5と0が付く日が5%オフとなっている事とセールでクーポンが配布されていましたので利用しました。
当初はるるぶトラベルプランでスタンダードツインの部屋利用で食事はランクアッププランの特選創作和会席、厳島神社へのナイトクルーズ付きのプランが1人29,200円となっていましたので予約していましたが、楽天トラベルでは海側宮島眺望バルコニー付和室12畳で食事は同じランクアッププラン、ナイトクルーズ付きのプランがクーポン利用での割引価格が1人28,560円となっていたので楽天トラベル利用に変更しました。
スタンダードツインは山側の部屋ですから眺望は望めず部屋の広さは22.5㎡のベッド2台がギリギリ入っている狭い部屋となっています。
海側宮島眺望バルコニー付和室12畳の広さは49㎡のスタンダードツインの2倍の部屋となっていました。
そして実際の部屋がこちらになります。








6名まで宿泊できる部屋ですから広いですし、洗面所は2ボウルとなっていて使いやすいものでした。

浴室も広くて利用しやすいものでした。


ミネラルウオーターも一人1本がサービスとなっています。

アメニティはブラシ、髪ゴム、髭剃り、歯磨きセット、コットンと綿棒、体洗いブラシが置いてありました。


テーブルにはお茶菓子が置かれていましたので入浴前に食べると良いでしょう。
食事の時間中に布団を敷きに来てくれるのですが、通常の旅館ではクッションに敷布団だと思うのですが、敷布団だけにシーツがかかっていましたので寝るとお尻などが底つきがしてしまいとても寝難いのです。


そのため私は押し入れから自分でシーツを出して2重にして寝ました。
宿泊代金からしますと贅沢は言えませんが、布団はなんとかして欲しいと思いました。
部屋の空調は個別空調ではなく、ダイヤルだけを回して空調吹き出し口からの風量だけを調整するものとなっていました。
宿泊した当日は朝晩の気温が10℃ほどとなって、日中も20℃ほどの日でしたので部屋で浴衣だけでは少し寒い日でした。
空調を動かしますと少し寒いのでフロントに電話して空調について聞きましたら、暖房はまだ整備中とのことで使用できないとの事で残念でした。
部屋の窓からは遠景で宮島の厳島神社が小さく見ることができる部屋となっていました。



宿泊当日は曇りの日でしたので眺望は暗くて残念なものでしたが、晴れていれば景色が楽しめるものでした。
夕食は和食のプランにしましたからロビー階から階段を下って行ったところにある厳島で頂きました。


夕食の料理はリーズナブルな創作和会席ではなくランクアップした特選創作和会席にしました。
ランクアップの差額は3,500円となっていました。
特選創作和会席のお品書きは次となっていました。
先附:蛸塩辛とふろまーじゅ 金粉 れっど胡椒
秋野菜の豆腐ソース 栗 百合根 もってのほか 占地

凌ぎ:ぶっかけ蕎麦 穴子 錦糸玉子 葱

造里:鯛 鰤 烏賊 赤貝 鱧 鮑 宮島大根 紅蓼 山葵 菊花 佐伯造り醤油
蓋物:穴子の玉締め 鼈甲柚子餡

炊合:蓮根白玉饅頭 紅葉麩 青豆 鳥居人参 滑子餡かけ

蒸篭:広島産牡蠣蒸篭 檸檬
中鉢:焼き胡桃豆腐 すぷらうと 美味出汁

焜炉:広島牛すき焼き
留椀:清汁仕立て 零余子糝薯 つるつる昆布 三つ葉 柚子
御飯:松茸釜飯
香物:二種盛り
水物:火龍果 粉糖 檸檬 林檎ゼリー 林檎けーき 林檎 生クリーム

牡蠣がありましたのでドリンクは白ワインとしましたが、ワインの種類は1種類しかなく1本4,000円となっていました。
メニューでは鳥取県のワインとなっていましたが、実際に出て来たのはフランスワインのガストン・キュベ・プレステージ(辛口)で1本1,700円ほどの飲みやすいボルドーワインでした。

お造りと牡蠣は美味しかったのでそれなりに楽しめた食事でした。


広島牛は温泉玉子で頂きましたが、もう少しボリュームが欲しいと思いました。





松茸釜飯は油揚げの量が多いためか風味が強くて松茸の香りを楽しむことが出来ませんでした。


レストラン厳島はロビー階から結構下った地下2階にあるのですが、ロビー階からは階段を使って降りていかなければならないので階段の上り下りが大変でした。


フロントで足の悪い方はエレベーターも利用できる旨を伝えられましたが、エレベーターは見当たりませんでした。
レストランの利用客はYOUがとても多かったので、インバウンドの方に人気のホテルなのだと実感しました。
朝食はレストラン厳島で食べ放題のビュッフェとなっていて、利用可能時間は午前7時から午前9時となっています。
私たちは7時5分前に行きましたら、レストランの前には20組ほどの方がオープンを並んで待っていました。
席はフリーで空いている席に入口でもらった食事中ですという札を置いて確保します。
ビュッフェ料理はだし巻き卵、がんす、鮭の西京焼き、ししゃもみりん干し、牡蠣グラタン、焼きそば、ソーセージ、牡蠣の山椒煮、肉豆腐、生ハム、ポロニアソーセージ、青椒肉絲、肉じゃが、浅利パスタ、ベーコン、スクランブルエッグ、サラダ、パン、パンケーキ、おにぎり、お粥、味噌汁、納豆、海苔、カレー、シリアルなどとなっています。





















デザートはグレープフルーツ、パイナップル、桃のコンポート、ヨーグルト、フルーツポンチとなっていました。


ビュッフェ料理の種類は少ない方だと感じましたが、朝は量を食べない私には十分でした。
ドリンクにはコストがかかる事から置いていないホテルも多いトマトジュースもありましたし、チチヤスの牛乳、各種ジュース、エスプレッソマシンなどがあり充実していました。

朝食はYOUの隣の席となり、海外の方は香水をつけている方が多いのは知っていましたが、残念ながら隣のYOUもかなりの香水の臭いでしたから朝食の香りや味は残念な事となりました。

大浴場は地下1階と2階にありますが、それほど広い浴場ではありません。
地下1階にある平安の湯 楽は内湯のみで露天は工事中なのかありませんでした。
地下2階にある平安の湯 雅には内湯と露天風呂がありました。
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2か所は時間によって男女の入替が行われています。
建物東側にあるエレベーターは地下1階までとなっていますから地下2階の平安の湯 雅までは地下1階の平安の湯 楽の横にある通路から地下2階まで行くことになります。
平安の湯 楽までの行き方は結構迷っている方が居ました。
分かりにくいのでホテルで頂いた館内案内図を添付しておきます。

大浴場の入浴可能時間は午後1時から午後12時、午前5時から午前9時となっています。
温泉の泉質は単純弱放射能温泉で無色透明、無味無臭なので温泉感をあまり感じることが出来ません。
温泉は源泉かけ流しではなく循環濾過式で加温されています。
滑らかな肌さわりも私はあまり感じませんでしたので、朝は部屋の広いバスルームでのシャワーで済ませてしまいました。
大浴場のアメニティは充実していませんので、いつも使っているものを持って行くのがおすすめです。
大浴場にはフェイスタオルは置かれていますが、バスタオルはありませんので必要な方は部屋から持って行きます。
私は大浴場に置かれているフェイスタオルを3枚使って済ませてしまいました。
今回安芸グランドホテルに宿泊したのはナイトクルージングができるからでしたので、とても楽しみにしていました。
クルージングの時間は午後9時からのことで、10分前にロビーに集まってくれと言われました。
参加された方はYOUも半数ほどいました。
厳島神社の鳥居までは船内の椅子に座って行きますが、鳥居の横に着きましたら上部のデッキに上がってライトアップされた鳥居をみます。






鳥居は宮島からライトを当てられているのですが、船は反対側に着きましたので船からも鳥居をライトで照らしてくれます。
ナイトクルージングの時間は30分ほどでした。
鳥居付近での様子はこちらの動画となります。
ナイトクルージングの際に乗る船はこちらになります。


私が壱岐グランドホテルに宿泊した時には高校生と小学生の修学旅行生が多く利用していました。
大浴場やレストランが混雑して大変かなと思ったのですが、修学旅行生の浴室は別の所にあって、ホテルのスタッフが案内していましたので問題ありませんでした。
またレストランも別の所にあるようで食事の時にも会うことはありませんでした。
唯一困ったのはホテルの玄関先に大型観光バスが4台並んでいましたので、朝8時頃に自家用車に乗るには玄関前に車を持ってくることが出来ませんでしたので、離れた駐車場まで荷物を持っていかなければなりませんでした。
ロビー階にはショップが午前7時から午後9時30分の間営業しています。




ロビーは拭き上げとなっていて、修学旅行生が写真撮影していました。

フロント前には厳島神社のミニチュアが置かれています。

ロビーの海側にはデッキがあり、宮島を望むことができます。

駐車場は玄関前に6台ほどあるのですが、駐車スペースの幅が狭いので車幅が2メートルある私の車は停めることが出来ませんでした。
また玄関前に向かうスロープの横にも10台ほど停めることができます。

そして第一駐車場はホテル入口の右手にあります。

こちらの駐車場が満車の場合はホテル敷地の道路を挟んだ向かい側にある第二駐車場に車を停めることになります。

第二駐車場からホテルに歩いて行くために道路には押しボタン式の横断歩道があります。
平日の朝8時頃にホテルの駐車場から国道2号線に出て右折して宮島口駅方面に行こうと思ったのですが、2号線は朝の通勤ラッシュで車が数珠つなぎとなっていたので国道に出ることが出来ませんでした。
ホテルから修学旅行生の観光バスが出る際にはホテルのスタッフがフロントから出てきて、横断歩道の押しボタンを押していましたが、個人客になりましたらとっととフロントに戻ってしまいました。
国道2号線にはなかなか出ることが出来ませんでしたので、私は車から降りて自分で横断歩道の押しボタンを押して赤信号にしてようやく出ることができました。
ホテルから国道2号線に出たい場合は躊躇なく横断歩道の押しボタンを押すのがお勧めです。
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