崖の上のポニョの舞台とされる瀬戸内海の港町の鞆の浦のホテルに宿泊して観光モデルコースを行ってみてがっかりだったかどうかについて教えます

崖の上のポニョの舞台とされる瀬戸内海の港町の鞆の浦のホテルに宿泊して観光モデルコースを行ってみてがっかりだったかどうかについて教えます

鞆の浦のホテルに宿泊

宮島の厳島神社観光の前日は宮島口のホテルに宿泊したのですが、観光当日は午前中に宮島観光が終わる予定でしたので広島県の別の温泉地の宿に宿泊したいと思い見つけたのが鞆の浦のホテルです。


宮島口の観光のために車を停めた駐車場から鞆の浦のホテルまでは2時間10分ほどですから午後3時のチェックイン時感には余裕でしたから、私は午後2時30分にホテルにチェックインしてすぐに鞆の浦の散策に出かけました。


宮島観光をした後の午後早くにホテルにチェックインするだけでなく、もう少し観光を楽しむことができるので鞆の浦のホテルに宿泊して鞆の浦の観光を楽しむことにしました。


宿にチェックインしてフロントスタッフに鞆の浦のメインの見どころの常夜灯までは15分も歩けば行けると言われましたので、チェックイン後に歩いて町を散策して楽しみました。

観光モデルコースについて

鞆の浦の観光のモデルコースは色々とあるのですが、私たちが宿泊したホテルのフロントにオリジナルの散策モデルコースの地図がありましたので、これを持って観光を行いました。


ホテルからのお薦め散策ルートは水色に塗られていたので、このルートに沿って観光しました。



まずは神社やお寺が道沿いに並ぶのですが、なぜこれほど多いのかと思ったので調べますと、これは江戸時代初期にここに鞆城を築いた福島正則が城を外敵から守るための防御の機能として寺町筋を造ったことによるものだそうです。


わざわざ移転させてまで城の北側にお寺を集めた事から、小さな町の中には19ものお寺と数十カ所の神社が点在しているのです。


本願寺、大観寺、顕政寺、妙蓮寺、静観寺、法宣寺、阿弥陀寺、地蔵院、長尾寺などが道沿いに並んでいるのですが、今は跡しかない鞆城を守るために移築までされたものと分かると納得ができます。


今は城跡には鞆の浦歴史民俗資料館があります。


県道47号線の周りにはとてもレトロな街並みが続いています。










街中には保命酒の酒蔵がありますし、国の重要文化財の太田家住宅もあります。


太田家住宅は江戸時代より鞆の浦で作られている薬用酒の保命酒の蔵元だった建物で、主屋や醸造蔵などが9棟もある大きな建物です。


見学は有料なのですが、とても栄えた保命酒屋中村家の栄枯盛衰についての説明を聞くことができますのでおすすめです。


巨万の富を築いた大豪商の家ですから当時としてはとてもおしゃれな建物となっています。






保命酒屋中村家は福山藩内で御用名を受けた酒屋となったことにより販売独占権を獲得したので繁盛したのですが、福山藩が無くなったことにより独占権が無くなってしまったので衰退の一途をたどったようです。


観光途中で私は保命酒を試飲して頂きましたのが(有) 入江豊三郎本店 本店の十六味保命酒です。



宿泊したホテルの夕食でも保命酒を頂きましたが他の酒蔵製だったようで、味が違ったのですが個人的には味は十六味保命酒です。


こちらにある閉店してしまった茶房田渕屋の玄関前にはまだポニョの噴水だけは置かれていました。


こちらがポニョ噴水の動画です。



その後に鞆の浦のシンボルとも言える常夜灯を見に行きました。







当日の私たちが散策していた時間は曇ってしまいましたので鞆の浦の港の景色は少し暗くなってしまいましたが、日本の昔の景色がそのまま残る港町の景色を見ることができました。


天気がよければこの様な風景を楽しめます。





その後は仙酔島に渡るフェリー乗り場の横を通って宿に戻りました。


午後4時頃でしたが当日は天気が良くないので景色が残念でしたが、天気が良ければ弁天島を望む景色を楽しめたのではないでしょうか。



宿の欧風亭から街をぐるりと周った観光の所要時間は1時間でした。


福禅寺対潮楼からの景色も当初は楽しもうと思ったのですが、当日は天気が良くなかったので断念しました。


観光案内所は現代風です。



鞆の浦観光は神社やお寺の横の道を散策している時はどこにでもある寺の多い町かなといった雰囲気でしたので、ちょっとがっかりな観光地かと思ったのですが、太田家住宅でスタッフの方から説明を聞いたり記念撮影をしてもらったりとした事と、保命酒の試飲をさせてもらったりしてお店の方とコミュニケーションを楽しむことができたことで、散策はとても楽しいものとなりました。


さすがにポニョの観光地らしく猫バスの様なボンネットバスも運行されています。


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