広島県に旅行に行った際におもてなしが良い温泉旅館に泊まりたいと思い、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選で贅を尽くしたおもてなしと自家源泉の湯を絶景露天風呂で心ゆくまでご満喫というキャッチフレーズで総合39位、5つ星の宿でプレミアムとなっていた鳥取県の皆生温泉の華水亭まで足を延ばすことにしました。


個人旅行で楽天トラベルの期間限定の華水亭の特別料理と自家泉源の湯をご堪能というリーズナブルで宿泊しました。
4,400円引きというクーポンを利用できましたので、1人1泊2食付きで19,800円というリーズナブルなプランです。
わが家はおもてなしが良いという宿に1人1泊2食付きで20,000円以下で宿泊するのが信条ですから今回も楽しみにして行きました。
午後3時に玄関前に車を停めますとベテランであろうスタッフの方が来て、玄関前のロビーに行くにはスロープはなく階段となっていましたので、トランクから出したキャリングバック2個を階段で持ち上げてフロント前まで運んでくれました。
車も玄関横の屋根がある場所がまだ空いているのでそちらに停めてくださいと言われました。

チェックインが終わりましたらしばらく待てば係の方が部屋まで案内してくれました。
食事の時も中居さんの料理の説明もありそれなりに良い旅館だなと思いました。
残念だったのはチェックアウトでした。
前日の夕食時に4,000円ワイン1本をオーダーしたのですが、間違って他のテーブルの方のドリンクも一緒に付けられていたのか支払いが98,000円と言われたのです。
金額があまりにもおかしいのでフロントスタッフに9万円もですかと言いましたらスタッフは少々お待ちくださいと言って伝票を調べていました。
スタッフはすぐに多くのドリンク代金のレシートを調べていますと間違っていましたと言われましたが、文句を言わなければそのまま支払わせたのでしょうか。
実際の支払い代金は43,900円だったのですが、間違って倍以上の請求をしたのにまったくお詫びの一言もありませんでした。
チェックアウトを待つ人が私の後に並んでいましたが、何を支払いで手間取っているのかと思われたのではないでしょうか。
また、フロントでカードの支払いが終わりましたらお見送りスタッフはフロントロビーには居ませんでしたので、スロープが無く階段だけの玄関前をキャリングケースを持って駐車場に行きました。


同行者もあまりおもてなしを感じることが無かった旅館だったねと玄関前でボソリと言いました。
いままで多くのプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選や5つ星の宿に宿泊しましたが、我が家がまた来たいなと思わせてくれたのはチェックアウト後のお見送りのある宿です。
玄関前のスタッフが車が見えなくなるまで手を振ってお見送りをしてくれる宿が多い中で、華水亭はフロントでの支払いが終わればそれでおしまいという宿でした。
温泉宿に宿泊する際に重視するのは「おもてなし」の我が家では、チェックイン時のお出迎え、宿泊する部屋までの案内、食事中の給仕、チェックアウト時のお見送りなどでおもてなしされると快いもので、宿泊して良かったと思います。
山陰、山陽地区では5つ星の宿は少ないので期待して泊まった5つ星の宿プレミアムの宿でしたが、個人的な評価では再訪はありません。
私たちが宿泊したのは2019年に改装した和室+ツインベッドの和モダンタイプの部屋です。
改装から6年も経っていますが、それなりに奇麗でした。


部屋は日本海側にあって海の景色を見ることができます。


ベッドはとても寝やすかったのですが、窓側にある椅子セットの高さが低すぎて使いづらいものでした。

和室であれば良い高さかもしれませんが、ベッドの部屋には低すぎますので改装前の椅子セットをそのまま使用しているのかもしれません。
洗面所やトイレは改装以前のままなのかなと思えるものでした。





不便は感じませんが、リーズナブルな宿泊代金に会い等しくベーシックな部屋でした。
部屋は個別空調ではありませんでしたので、朝の気温が10℃の時でも暖房とはなっていませんでしたのでとても不便でした。


リーズナブルな宿泊プランですから私たちの食事の場所は2階にある大広間の食事会場です。


食事は午後5時30分からと午後7時30分からの2部制で、携帯にどちらが良いかの問い合わせがありました。
午後5時30分からですとチェックインしてお風呂に入りますと慌ただしくて大変でしたが、午後7時30分では遅すぎると思いました。

今まで宿泊した宿は夕食時間が2部制の宿はほとんどありませんでしたので、とても不便だと思いました。
一番ベーシックな季節の会席のお品書きは次となっていました。
食前酒:二十世紀梨カクテル ノンアルコール
前菜:輝太郎柿豆腐 網茸白和え 秋刀魚の柚庵焼 海老市松串打ち 衣被芋田楽 無花果栗見立て 衣被芋田楽 大山鶏塩麹焼き

椀替り:秋のとっとり土瓶蒸し 皆生サーモン 境港紅蟹 大山鶏


造里:白烏賊 他盛合せ 境港水揚げ

逸品:黒毛和牛ステーキ 米子の白葱 和風シャリアピン 塩ポン酢


蒸物:大山豚ゴールドの玉〆

酢の物:境港紅蟹真丈

揚物:栃餅と鰹の土佐揚げ 牛蒡チップス 鼈甲餡

食事:鳥取県産「きぬむすめ」お供 和牛肉味噌
留椀:赤味噌仕立て

香の物:三種盛り
甘味:マロンプリン おはぎ

ベーシックな料理ですから豪華さはありませんが、量を食べることができない私たちにとってはこれで十分といったものでした。


ワインは1種類で4,000円でした。



料理が豪華な方が良い方は宿泊代金が1万円ほどのアップとなりますが和牛に鮑、朝獲れ鮮魚盛りが楽しめるスタンダードな会席料理コースや、1万7千円以上アップとなる特選グルメ会席のプランもあります。
朝食も昨日と同じ食事会場での食事となりますが、ベーシックな季節の会席の方と、スタンダードコースの方は朝食の料理も違いました。
ベーシックなプランの朝食は自家製豆腐、焜炉で温める鮭、赤天、だし巻き卵、煮物、野菜サラダ、お漬物、ごはん、しじみ汁、ヨーグルト、青汁となっていました。




せっかく境港近くの宿ですから、朝から少し海鮮が欲しかったのが本音でした。
2万円以下の宿泊代金では無理な事かもしれませんが、同じ宿泊代金での湯村温泉での料理がとても良かったので比べてしまいました。
温泉にチェックインした時に大浴場は2か所あると案内されました。
湯賓館の2階と華水館1階にあるとの事ですが、どちらが広いですかとスタッフに聞きましたら湯賓館の2階がおすすめと言われました。
そこでまず湯賓館の2階にある大浴場に行きました。
男性用
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女性用
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露天風呂は海岸沿いにあるのですが、湯船につかりますとまったく海の景色は見ることが出来ません。
食事後にもう一方の華水館1階にある大浴場に行きましたが、クラッシクな雰囲気となっていました。
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湯船から庭園を眺めるのですが庭園が殺伐としていましたので景色はあまり良くありませんでした。
露天風呂もありましたが、内湯で十分だと思いました。
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やはり湯賓館の2階の大浴場がおすすめです。
脱衣場のアメニティは貧弱なので自分でいつも利用しているものを持って行くのがおすすめです。
男性用の洗面台にはヘアトニックとアフターシェイブローションしかなく、ブラシではなくクシしかありませんでした。
華水館1階にある大浴場の脱衣場の洗面ボウルは5か所でしたが、ドライヤーは2台しかありませんでした。
ロビーラウンジでは午後3時から午後7時の間にコーヒー、紅茶、ジュースの無料ドリンクサービスが行われていました。



また午後5時から6時の間にはビールと日本酒のサービスがおこなわれています。
朝食時には食事処でコーヒーのサービスはありませんので、コーヒーはロビーラウンジで飲んでくださいと言われました。
ロビーラウンジでコーヒーが飲めましたし、部屋に持って帰ることもできました。
午後3時頃にチェックインしましたので湯上り後にビールが飲みたいと思い自販機はどこにあるかとスタッフに聞きましたら無いと言われました。
ビールは売店で買ってくれと言われました。
売店にはビールと酎ハイが売られていました。

売店の商品はそれなりでしたが、人手不足の様で売店にスタッフが居ないときがあり、フロントまでスタッフを呼びに行かなければなりませんでした。
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